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カホンNo.8
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いずれ車で楽器を運ぶ事が出来なくなる時が来る。そうなってもユウミちゃんとデュオを組めるように、這ってでもセットを運べるカホンを作る事にした。外形寸法は、前作のペダル・カホン3号機と同じである。大きな違いは、前作のバスレフ方式をやめて通常通りサウンド・ホールを背面に設けた代わりに、上部を開閉式にして収納機能を持たせた点にある。これによってシンバルとハイ・ハットと小物楽器はカホン内に収納出来るので、あとはスタンド・ケースを担ぐだけで移動出来る。自転車にも積めるし、キャスターに載せて歩く事も出来る。シンバル類を借りられるライプ・ハウスなどへは、それらの代わりにボンゴも持参出来る。通算8号、ペダル・カホンとしては4号機である。
響き線は、スネアのものを半分に切って、上面から打面へ圧着するという、実に安直な方法を取った。前作は外面あたりとしたために、非常に豊かな響きであったが、こちらはぐっと枯れた味わいの音になった。
もうひとつの特長は、かつて住まいしていた「立花のガウディ」こと、先日解体されてしまった「松浦アパート」に入居していたメタル・アート工房「Curio」の陳列棚板を再利用している点である。建物の白壁の質感を出した表面とロゴが映える。
Posted: 木 - 12月 17, 2009 at 09:42 午後
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Published On: 12 26, 2009 10:02 午後
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