> >
畦シートを外す
ほんとはもっと早くにすべきだったが・・・
畦シートを外す時期についてはいろいろ考え方があるようで、稲刈りが済んだらすぐに外すひともいれば、外さないひともいる。畦シートは、畦を補強し、水漏れを防ぎ、モグラやヌートリアによる破壊を軽減する役割と思われるので、それだけを考えれば、別に外さなければならないというものでもなさそうである。しかし、塩化ビニールで出来ているので風化するし、畦を歩いていて誤って踏んづけたり、草刈り機で破壊したりしてしまうので、それを防ぐ意味では、田に水を張っていない間は、外しておくのが良いのかも知れない。早くに外してしまうと、風雨その他の原因で畦が崩れることがあるが、畦シートがあると、幾分マシなように思われる。
さらに、翌シーズンに畦の補修をするときに、畦に雑草がはびこっていると、その根を切りながら畦を立て直さねばならず、「畦打ち」という作業がしにくい。そういう考え方に立つと、なるべく長く置いておいた方が楽なようにも思われる。では、長く置いておけば良いかというと、それはそれで弊害があって、まず畦の破片が田の中に入ると、田植えのときに素足を傷つける。また、モグラは畦シートにぶつかると、それに並行して走る性質があって、水漏れルートを確定しにくく、畦の補修に難儀する。
そういう考え方に立つと、なるべく要らない間は外しておいた方が良い。しかし勤勉な日本のお百姓さんは、「畦シートをいつまでも置いておくようではいかん」という価値観があるようで、きっちりした田んぼほど、稲刈り直後に撤去した跡が見られるのである。
しかしまあ、気がついたから外そうと思って、雨の来る前に作業を急いだのであった。昨年これをやった時は、何事も勝手のわからぬことで、畦に沿って箱形のスコップを入れて、自分の足よりも低い位置をえいえいぐさぐさと掘り返して、真っ正面に土を捨てていたのである。この動作では、腰と腕、特に肘を大変痛める。まあ今年は、この田んぼは自分の好きなようにやって良いのだから、楽なように楽なようにやってみた。スコップは先の尖ったものを使い、畦シートに平行でなく、上のように少し角度を変えて、畦シートを傷つけないように斜めに入れて、掘った土を右へ捨てる。こうするとずいぶん楽である。これを一反の田んぼのぐるり一回りで、まあ三時間弱ってとこかな。三年前まではシチーボーイぢゃったで、カラダが柔やし、叩き上げのお百姓さんの真似しとったらカラダがいんでまうわ。おかげで、なんとか雨の降りはじめた頃には、畦シートを丸め終えていた。
Posted: 月 - 2月 9, 2009 at 12:34 午前
Quick Links
Blog -
Category -
Categories
Archives
Browse archives by date
Calendar
日
月
火
水
木
金
土
XML/RSS Feed
Syndicate this site
Statistics
Total entries in this blog:
Total entries in this category:
Published On: 2 10, 2009 12:34 午前
Powered by
iBlog
©