冬野菜の観察


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 農薬を使わない農法の指南書には、よく「雑草を抜くから虫が作物に集中するのだ」という理屈が書かれているが、そうは思えない。げんに除草が遅れていて虫食いだらけになっていた小松菜や白菜・大根は、畝の除草をして一週間しか経たないのに早くも活力が沸いてきている。羽のある昆虫は、どこにでも飛んで行く。私の思うに、雑草があれば虫がそこを住処として増える。増えて作物を食い荒らすが、除草すればその被害は軽減出来る。住処がなくなれば、雑草などいくらでも他の畑や土手に生えているから、そちらへ飛んで行くだけである。なにも虫はウチの畑だけにこだわっているわけではない。



 オクラももはや力尽きて呆然と立つのみ。



 しょうが

Posted: 水 - 10月 21, 2009 at 12:24 午前          


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