ザイール・ヤ・バココ「第三の旅」


アンゴラ在住日本人の方と連絡とれる

 アンゴラの情報を収集している過程で、首都Luandaに在住しておられる日本人の方のブログに行き当たった。

 http://blog.livedoor.jp/cheelend/

 復興途上にあるアンゴラにおいて、民間セクター開発を進めておられる実業家とお見受けした。ブログの内容が非常に見識深く、情報の提供者としては信頼出来る方とお見受けしたので、ブログにコメントしようとしたのだが、これが受け付けられなかった。何度か試し、また友人にも頼んでコメントを代理で入れてもらうようにしたのだが、いずれも受け付けられなかったため、ブログの管理者に問い合わせたところ、その方が特定の友人などとだけコミュニケーションをかわす為に、受信者を制限しておられる可能性があるとの事だった。仕方がないので、駐アンゴラ日本大使館に郵便を送り、アンゴラへ旅行したい旨と情報提供、そして差し支えなければ、この人に連絡を取ってもらえないかと頼み込んだところ、先方らメールが届いた。
 一通りの事を説明した後返事を待っていたら、かなり厳しい内容が返って来た。曰く「Luandaの物価は東京の1.5倍」、曰く「格安ホテル(ペンション)は、ポルトガル語が話せれば、90ドル。他のホテルは軒並み150−300ドル」、しかも地方へ行けば、結構な価格で便所すらないただの木の箱に泊まらされる。曰く「レストランは一食30ドルー50ドル」、しかもこれが学食レベルである。また曰く「貧乏旅行もOKな僕なら、もっと安く出来ると思っていました。しかし、無理でした。」等々・・・ ブログに記されている内容とこのメールから判断して、これは決して誇張でも旅行の次元が違っているのでもなく、私の意図したところをきちんと汲んでくださった上での、体験と実感のこもった適切な助言であると思う。ううむ・・・これはカネが持ちそうにないなあ。アンゴラの文化担当官も、費用の事には特に言及されてなかった。かなり無理してアンゴラを企画しても、そこでカネを使い果たす可能性が大きいし、かといってここを外せばKinshasへ行くのにまたヨーロッパへ戻らんなん。大幅な変更を余儀なくされる。実際面でかなり厳しい。民間人の世話になれと、頻りに文化担当官が言ってたのは、この事やったのか。ううむ・・・仕切り直しかな・・・

Posted: 土 - 3月 1, 2008 at 11:49 午後          


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