ザイール・ヤ・バココ「第三の旅」


アクション・プラン・リスボン編

 今回の旅では、ポルトガル語圏の諸国を回る事から起点をリスボンにしたのだが、まあ経由地ですな。ここから旅が始まるので、荷物になるものは買わないし、乗り継ぎ便を最優先にして長居は無用である。しかし押さえておきたいところはある。リスボンにおけるアフリカ音楽のスポットといえば、先ずは「B.Leza」であろう。テージョ川に沿って市中心部から西の外れにあり、近隣は美術館や博物館の建ち並ぶ意外にハイソなエリアと見た。ホテルも高い。以前、Cabo Verdeへ行く計画を持っていろいろ調べていたら、この国は要するにリゾートとして成り立っている国とわかってかなり意外な気がしたものだ。さらに、これから向かうアンゴラも、日本大使館は巨大な邸宅だったときくし、「愛・地球博」に200人もの音楽舞踊団を送り込んでくるあたり、これらの国は金持ちなのかな。まあ、ザイール・コンゴにまつわる様々なものが、見事に貧乏タレなのでアフリカはどこも同じだと勝手に推測する方が失礼しました。リスボン市内のアフリカ人外も中心部にあって、「Maurasia Shopping Center」という、わりとまとまった商業施設を中心にこじんまりとあるみたいで、パリやブリュッセルのコンゴ人街のようにヤバくもなさそうだ。まあ、行ってみんとわからんが・・・ ほかにもライブやってるところは2軒、「Banana Power」・「Mussulo」がわかっている。時間があれば寄ってみる程度で良かろう。しかし、「B.Leza」のあるサントス周辺のウォーター・フロントは、なかなかオシャレで良さそうだ。ヨーロッパで最後の楽園を味わったあと、地獄の一丁目へ旅立つとするか・・・

Posted: 水 - 1月 16, 2008 at 12:30 午前          


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