新しい田んぼに入る





 道路脇から見ていたら大した事ないと思ったが、入ってみると思いのほか広い。のみならず、稲刈りのときにコンバインによって切り藁が一面に撒かれており、その下の地面は、表面は幾分硬いものの、踏み込めばずぶずぶである。特に、コンバインのような大型機械でこねくった田んぼの四隅は、上の写真のように深く土がえぐられており、これを耕耘機ごときで均そうなど、誠に歯が立たぬのである。昨日までは、一反の田んぼを田畑に分けるにあたって、縦に割るか横に割るか、はたまた4つに分けて使い回すか、その際の排水路や土手の確保は・・・などと思案ばかりしておったのだが、この年度のような、硬くて粘っこくて、水を含んでジュルジュルのこの土が、はたして私の思うようになるものであろうか、今の畑のようにさらさらでふかふかの団粒構造を持つに至るまでに、どのような努力が必要なのであろうか、タマネギの植え付け適期がもうすぐやってくる。せっかく種から育てて、元気に伸びてきているのに、畑の用意が間に合わんようでは、元も子もない。ひたすら全体を鋤き、短辺をふたつに、長編を四つに割って溝を切り、少しでも排水に務めようとする。



 しかし、水を含んだ土を空くという事は、土が水を含んで、さらにままならぬものになるという事に気がついたときには、ほぼ体力も限界、日も暮れかかっていた・・・

Posted: 木 - 11月 6, 2008 at 10:02 午後          


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