地歌 楫枕
菊岡検校作曲
空艪(からろ)押す 水の煙の一方(ひとかた)に
靡きもやらぬ川竹の 浮き節繁き、繁き浮き寝の泊まり船
寄る寄る身にぞ思ひ知る 波か涙か苔もる露か
濡れにぞぬれし我が袖の しぼる思ひを押し包み
流れ渡りに浮かれて暮らす 心づくしの楫枕
差して行く衛の遠くとも つひに寄る辺は岸の上の
松の根堅き契りをば せめて頼まん頼むは君に
心ゆるして君が手に 繋ぎ止めてよ千代萬代(ちよよろずよ)も
「楫枕」とは、遠出の船旅をする事をいう。曲調は非常に渋く格調高い。歌い回しもメリスマを長く効かせるので、漫然と聞いていたり、楽譜を辿っている限りは意味が繋がらないが、こうして歌詞を拾い書きしてみると・・・めっちゃエロいですな。師匠コンナ曲ばっかり選って教えよんとちゃうやろか? いけませんわよ、私には決まったおなごがおりますよって・・・ したがってこの歌がいかにエロいかをつぶさに分析して長々と申し述べる事には飽きてしもうたんでもうやめた。
Posted: 月 - 12月
17, 2007 at 02:37 午後