嗚呼、花山の旦那・・・


どいつもこいつも・・・

 私は時代劇で何が好きかといって、近衛十四朗主演、「素浪人月影兵庫」と「素浪人花山大吉」が、こよなく好きである。このふたつは、いままでにもたびたび再放送されて、その度に鑑賞したばかりか、ビデオデッキが普及した後は、そのためにわざわざ購入して全て録画したこともある。しかし、それらは14年前の「阪神淡路大震災」で空しくなってしもた。そしてこのたびなんと「素浪人花山大吉」がケーブル・テレビで再放送されることを聞き、まずは地域のケーブル・テレビ会社に問い合わせてみると、このエリアをカバーしている会社では、「時代劇専門チャンネル」を配信していない上に、今から工事しても、過疎地域で費用対効果が薄いため、半年待ちになるとほざきよる。しゃあないし、あちこち電話して録画してくれるようお願いして回ったのだが、なんと、先日までにその全ての家庭のデッキが、「花山大吉」を録画しようとした途端に故障したという。いやはやなんとも、偶然とは思うがそれにしても・・・いやしかし、いま現在放送されているものが見られんとは・・・便利な世の中なんか不便な世の中なんか、俺にはわからん。嗚呼、花山の旦那・・・私は子供心に、アンタの生き様に憧れとったんよ、それにしても、よほど縁がないんかのう・・・。

Posted: 金 - 2月 20, 2009 at 08:40 午後          


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